一人暮らしの用語集

火災保険

火災保険とは、損害保険の一つで、建物や、建物内に収容された物、例えば住宅内の家財用具、工場などの設備や商品の在庫などの、火災や風水害による損害を保証する保険のことです。原則として契約期間中の火災や、水漏れを対象にしていて、あらゆる原因の火災に基づく損害を保証しています。ただし、火災保険が適用されない例外もあります。火災保険の契約書には、例えば、戦争その他の変乱によって生じた損害で特約にない場合、保険の目的の場合、自然の消耗又は保険契約者もしくは被保険者の悪意もしくは重大な過失によって生じた損害などは、保証の例外となります。
火災保険とは、具体的には、補償対象を火災・落雷・爆発・風ひょう雪災による損害に限定している「住宅火災保険」「普通火災保険」や、前記補償対象以外に外部からの物体の落下や衝突・給排水設備事故による水濡れ・騒擾・盗難・水災による損害も補償対象とした「住宅総合保険」「団地保険（マンション保険ともいう。水災の補償は無し）」「店舗総合保険」のようなものになります。また、近年では、リスク細分型の火災保険も損害保険各社より販売されている。これは、消費者が不要な補償を外すことができる合理的な保険になっている。なお、地震や津波などによる大規模災害はカバーされない。
⇒住まい・住宅関連の用語集「住辞苑」の火災保険とはもご参照ください。