犬走りは、「いぬばしり」と読みます。犬走りとは、建物の軒下の外壁周縁部に、砂利やコンクリートを打ったもののことをいいます。
たいてい、40cm〜60cm位の幅で、建物を取り巻くように、砂利やコンクリートが打たれています。
これは、雨水のハネによる基礎部分の腐食や、建物本体の汚損など、構造物保護を防ぐために設けられています。
以前は、コンクリートの犬走りを作ることが多かったのですが、最近は泥棒が足音が出るのを嫌うという理由から、犬走りにジャリを敷き詰めることが多くなっているともいわれています。
足音が出るジャリなども販売されています。