居付きとは、建物や敷地に、賃貸借にもとづく借家人や居住者がいる場合のことを指します。
入居者は、家主が変っても支障ないが、家主はその条件を引きつぐものとされます。
居付きは、家具や設備がついたままでの売買、あるいは賃貸借のことです。
多くは飲食店、旅館等での営業用の設備、装飾品等の経済的価値のあるものがついたままで、売買、転貸、賃借権の譲渡などがされる場合をいいます。
この取引では、対象となる不動産の価値よりも、それに付着する設備等の価値の判断が重要です。
また、最近では賃借人がついたままでマンションやビルを売買する場合にも使われます。